完全ワイヤレスイヤホンは、音が途切れたりと賛否両論あるイヤホン。その中でも、評価の良いAnkerの「Zolo Liberty」を購入した。
約8,000円内で購入出来る、完全ワイヤレスイヤホンの中では、コストパフォーマンスも良い。
低音域も拾ってくれるし、途切れも少ないので満足。なにより、線からの解放感が凄まじいので、もう有線のイヤホンには戻ることは出来ません。
完全ワイヤレスイヤホンの便利さを感じるのは、ランニングのとき!すごく恩恵を感じることが出来たので、紹介していきます。
Zolo Libertyの特徴
特徴
- 完全ワイヤレスイヤホン
- IPX5防水(汗にも強い)
- 最大24時間使うことが出来る
- ペアリングが簡単(重要)
- 値段の割には音質が良い(低音満足)
- 音が途切れにくい
- 遮音性が良い
- 運動するときに快適
気になるバッテリーは、イヤホン単体で最大3.5時間、連続再生することが出来きる。
充電ケースは、イヤホンを充電することも出来るので、充電しながら使えば最大24時間使うことが出来ます。

Zolo LibertyとZolo Liberty+との比較
因みに、この機種の上位モデルにZolo Liberty+があるが、価格は倍になってしまう。
Liberty | Liberty+ | |
値段 | 7,999円 | 14,980円 |
ドライバ | 5.5mm | 6.0mm |
対応コーデック | AAC、SBC | AAC、SBC |
Bluetooth | 4.2 | 5.0 |
周辺音取り込み | なし | あり |
充電ケース | 約24時間 | 約48時間 |
アプリ | なし | あり |
スペックに変更点があるとこを記載してみました。
大きい変更点は、ドライバが無印のZolo Libertyより0.5mm大きくなっていて音質は良くなっている。
ドライバが大きくなったことにより、イヤホン本体のサイズも大きくなっている。耳のフィット感も変わってくるので注意が必要。
実際に付けてみると、やっぱり「Zolo Liberty」の方が付け心地は良かった。
この0.5mmに、どれだけ期待込めるかで、選択する機種が変わってくると思う。
その他の変更点では、最新のBluetooth5.0を採用していて、音が更に途切れにくくなっているのもポイント。音質を変更出来るイコライザーのアプリにも対応している。
音質が良い上位機種も魅力的ではあるが、運動しているときにも手軽に音楽が聴きたいのが目的。なので、音質はそこまで拘る必要もないかと思い、つけ心地の良い無印のLibertyを購入することに決めた。

【Liberty】
【Liberty+】
Bose SoundSport イヤホンとの比較
他にもZolo Libertyを購入する際に比較したのが、「Bose SoundSport イヤホン」と悩みました。Boseだから音質は間違いないけど、如何せん完全ワイヤレスイヤホンをデビューするには、約3万は高い…
実際にZolo Libertyと比較しても、負けず劣らずの音質だったので、Zolo Libertyを購入した理由のひとつ。
「Zolo Liberty」はBoseよりサイズもコンパクトだし、付けても目立つことも少ないのもメリット。
Bose SoundSport イヤホンは思った以上に大きい。音質が良いから大きさは仕方のないこと。
Zolo Liberty フォトレビュー
Ankerには珍しい、化粧箱は白と黄色を基調となっている。
磁石式の箱になっていてオシャレ仕様。
カラーは2色の展開になっており、購入したのはブラック。カラーバリエーションは白と黒と2つあるので好みの色を選べる。
ホワイトもあります。
パッケージ内容
- イヤホン本体
- 充電ケース
- イヤーチップ ×3
- USBケーブル
- 保証書(18ヶ月)
- 説明書
完全ワイヤレスイヤホンは、耳に合わせて使うことが大切。サイズ違いのイヤーチップがたくさんあるので、自分の耳に合った物を使います。
USBケーブルは、断線しにくい素材を使っいて、Ankerの拘りを感じる。
イヤホン本体はコンパクトで耳にフィットする
イヤホン本体は、約3cmと小さい手のひらサイズ。耳が小さい方にも安心して付けることが出来るので嬉しい。
ボタンには「ZOLO」のロゴがシンプルに印字されています。
イヤホンの形状も耳にフィットするように作られているので、自分に合うポジションを見つけることが出来る。
低音域が良く聴こえなかったり、音質が悪く感じてしまうのは、自分の耳にイヤホンのサイズが合っていないのが、原因なので気をつけましょう。
持ち運びやすい充電ケース
横幅は約8.5cm、高さは約3cmとなっているので、ポケットに入れて持ち運びするにも良い。ぼくはバッグに忍ばせていて、いつでも音楽を楽しめるようにしている。
素材は非光沢のマットタイプで、指紋も付きにくい使用。
iPhone 8と比較しても小さいのが分かる。
Zolo Libertyは充電ケースからも取り出しやすい
完全ワイヤレスイヤホンの中には、取り出しにくい充電ケースが多いが、その中でもZolo Libertyは取り出しやすい。
Zolo Libertyはマグネット方式で、逆さにしても落下することはありません。外でイヤホンを取り出すときにも、落下することもなく、安心して取り出すことも出来ます。

充電中は、中央の3つのランプが点灯します。このランプは点灯して充電の残量も表示してくれて分りやすい。
Zolo Libertyの使用感と音質

Zolo Libertyには、「PUSH AND GO」という機能があるので、一度ペアリングしてしまえば、次回以降は、自動でペアリングしてくれる。
使う度にペアリングしなくてもいいのは、すごく便利。
イヤホン本体を充電ケースに戻すと、電源も自動でOFFになるので、本体の操作はほとんどありません。
同時にマルチペアリングは出来ない
当たり前ですが、他の端末と接続しているとペアリングは出来ません。
接続している端末のBluetoothをOFFにすることで、別の端末にペアリングすることは出来ます。
もちろん一度、ペアリングした端末は覚えているので、すぐに接続することが出来ます。
イヤホン本体のバッテリー残量はスマホで確認
ちょっと見えづらいかもしれないが、イヤホン本体のバッテリー残量はスマホで確認することが出来ます。
手持ちのスマホとペアリングすると、画面の上の方にヘッドホンとバッテリー残量が表示されるので、充電するタイミングが分ります。
バッテリー問題は充電ケースが解決
バッテリーはイヤホン本体は3.5時間となっている。
他の完全ワイヤレスイヤホンと比較しても標準的ではあるが、通勤通学で使うには十分。充電ケースも24時間分あり、収納していれば、勝手に充電してくれるので1日使う分には十分。
ただ、残念なのは、本体のバッテリーの残量が分からないということ。
完全ワイヤレスイヤホンはランニング時に最大の効果を発揮する

有線のイヤホンを使っているときは、どうしても線から伝わってくる服との摩擦音が耳に入ってしまい気になっていた。
完全ワイヤレスだと摩擦音を生じる線がないので、ランニング時も気持ちよく音楽を楽しむことが出来る。
自宅で使っているときは、ワイヤレスの恩恵を感じることは少ないけど、外で歩いているときやランニングにもしているときに、ものすごく恩恵を強く感じることが出来る。是非とも体感して頂きたい。
ランニングしているときに、外出先でトイレにいったりするときに線が邪魔にならないのもメリット。
発見!
マクスをしながら有線のイヤホンを使っていると、絡まってしまっていたが、完全ワイヤレスイヤホンを使うようになってからは、絡まなくなってストレスが減りました!こは意外な体験!
Zolo Libertyの気になる音質
音質は、値段の割には期待以上に良かった。
Zolo Liberty+やBose SoundSport イヤホンとも聴き比べたけど、値段の割には負けず劣らずの音を出してくれる。
特に驚いたのは、Bose SoundSport イヤホンと比較したときに、拾ってくれる低音域は負けていないと感じた。高音域などのクリアさや細かいところを比較すると、Bose SoundSport イヤホンの方がやはり上ではあるが、Zolo Libertyは値段的なところを考慮すると満足。
さすがに、全てがパーフェクトとはいかないので、高音域はシャカシャカしている部分もある。高音域を大事にする音楽を聴くときは気になってしまうかもしれない。中音から低音域は満足している。
バンド系やR&Bや低音が効いたVOCALOIDの音楽を聴くときは、きっと満足するること間違いなし。

音飛び(音切れ)は気にならないレベル
完全ワイヤレスイヤホンは便利だなー。途切れるのはワイヤレスイヤホンの宿命だと割り切ればストレスはたまらない。ただ、途切れすぎるのは論外だけど、ZOLOは安定して聴ける
— ねこさと@人生損切り (@ynbr333) 2018年3月10日
完全ワイヤレスイヤホンの気になるのが音切れ。人通りの多い駅や電車の中で、たまに音切れすることはあるが、すぐに再接続してくれるので、そこまでストレスは感じない。
屋内では、音切れすることはありませんでした。
Bluetoothのイヤホンの性質上、音切れは仕方ないので、割り切ることでストレスは少なくなる。

Zolo Libertyの動画などの遅延は?
残念ながら動画の声の遅延はあります。約1秒程度ではありますが、動く口と聴こえてくる音声が合いません。
YouTubeやNETFLIXといった動画を見るには、ちょっと向いてなさそう。
こればかりは相性もあるので、仕方のないこと。音楽を聴くイヤホンだと割り切れば、コスパは最高。
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ボタンでの操作は慣れると使いやすい
Zolo Libertyはボタンでの操作も出来ます。
ボタンでの操作はシンプルなので、そこまで便利な機能はないけど、音楽を聴くには十分な機能。
右ボタン:曲送り(1秒間長押し)、各音声アシスタント起動
左ボタン:曲戻し(1秒間長押し)
両方のボタン:再生、停止、通話に出る・通話保留(1秒間長押し)
ちょっと残念なのは、イヤホン本体では音量の調整が出来ないこと。調整するにはスマホ本体で操作しなければならない。
個人的には、スマホで音量調整してもストレスは感じることはありませんでした。
Zolo Libertyはこんな方にオススメ
こんな方にオススメ
- 有線から解放されたい
- 運動するときに線に邪魔されたくない
- ペアリングが簡単の完全ワイヤレスイヤホンを探している
- 音質の良い完全ワイヤレスイヤホンを探している
1番のメリットは有線から解放されたくて、完全ワイヤレスイヤホンの購入を考えている方が多いと思うので、ぜひ線から解放される喜びを感じて欲しい。
運動するときにも線がないので、気持ちよく運動することが出来ます。
線がないので、見た目もスッキリするし、「Zolo Liberty」ならコンパクトなので、耳からはみ出る部分も少ない。
さいごに:完全ワイヤレスイヤホンのデビューには最適
初めての完全ワイヤレスイヤホンの購入を考えているなら「Zolo Liberty」はコスパは良い。
だいたいの完全ワイヤレスイヤホンは、2万を超えるモノが多いけど、8,000円以内で購入出来る、完全ワイヤレスイヤホンの中ではクオリティーは高め。
メーカーもAnkerなので、保証も長く安心。
完全ワイヤレスイヤホンのデビューを考えている方に、試して欲しいイヤホン。
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