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レビュー LinkBuds WF-L900:骨伝導イヤホンより音質が良い!装着感イマイチだった
現在、使っている骨伝導イヤホンの「Aftershokz AEROPEX AFT-EP-000011」の代わりに使いたくて「LinkBuds WF-L900」を購入しました。
結果的に、骨伝導イヤホンよりも音質が良く、音楽やポットキャストなどもクリアに聴けるようになって満足しています。
しかし、「LinkBuds WF-L900」は、開放型のイヤホンな上、独特な形状をしているため、装着するのにコツが必要になります。上手く装着しないと落下してしまう危険性もあるので、慣れるまで面倒かもしれません。
この記事では、実際に使って良かった点や残念だった点を踏まえ、骨伝導イヤホンと比較しながらレビューしていきます。
- 耳を塞がないで環境音が聴ける
- 骨伝導イヤホンより音質が良い
- コンパクトで軽い
- 装着感がイマイチ
- 全体的バランス:
- 高音域:
- 中音域:
- 低音域:
LinkBuds WF-L900 フォトレビュー
スペック
「LinkBuds WF-L900」の最大の特徴は、リング型になっており、12mmドライバーが搭載していることです。
片側4.1gと軽く、ずっと装着していても疲れにくい仕様になっています。
コーデックが、標準的なのは、ちょっと残念なところかな。
意外だったのが、中身はエコパッケージになっていることでした。化粧箱には高級感はないが、時代の流れを感じますね。
ちょっと取り出しにくさはあるけど。
パッケージ内容と外観デザイン
- イヤホン
- 充電ケース
- フィッティングサポーター(XS・S・M・L・XL)
- USB-C to Aケーブル
- 説明書
「LinkBuds WF-L900」は、イヤーチップの代わりにフィッティングサポートが5サイズ付属しています。
耳の大きさによって、付け替えることが出きるので、落下防止のために、自分の耳に合わせて付け替えましょう。
充電アダプターは付属していないので、欲しい方は別で購入する必要があるが、スマホなどの充電アダプターで充電することが出来ます。
充電ケースは、マット感がありサラサラ仕様だが、手に収まるサイズなので、滑り落ちてしまうことはありません。
裏面には型番などが印字されています。
正面には、ケースの蓋を開閉するためのボタンがあります。
後ろの方には、USB-Cポートとリセットボタンがあります。
両サイドには、特になにもありません。丸みを帯びていて可愛い。
充電ケースとイヤホンは、しっかりと爪で止まっているので、逆さまにしても落下することはありません。その分、取り出しにくさは感じてしまうかも。
リング状のドライバー部分には、スピーカーの様に穴が空いています。ここから音が流れるので、ざっくり言ってしまうとスピーカーですね。
フィッティングサポーターは、Lを使っています。シリコンタイプなので、耳の形に合わせやすい仕様になっています。
コンパクトでポケットにも入りやすい
「LinkBuds WF-L900」は、イヤホン本体と充電ケースを合わせても41gしかないので、軽くてコンパクトです。
手に収まるサイズなので、気軽にポケットにも入れやすいし、リュックなどにも入れても邪魔になりません。
実際に使っての使用感と骨伝導イヤホンと比較
音質:中低音域メインでバランスは良い
- 全体的バランス:
- 高音域:
- 中音域:
- 低音域:
「LinkBuds WF-L900」は、大型の12mmドライバーも搭載しているので、骨伝導イヤホンよりも、音質は格段に良く、音楽やポッドキャストも気持ち良く楽しめます。
骨伝導イヤホンは、スピーカーを耳付近の骨に直接、音を当て、鼓膜へ伝える方法だが、「LinkBuds WF-L900」は、耳から音を伝えるので、鼓膜が音を認識しやすくなっています。
肝心の音質は、中低音域を良く拾ってくれて、ベース音やドラムの音も聞き分けられるほどです。
カナル型のイヤホンとは違い、遮音性の低い開放型のイヤホンなので、低音域は物足りないです。
とはいっても、クリアな高音域もしっかり表現できているので、ボーカルの声やポッドキャストのパーソナリティーの声も聴き取れるので満足しています。
もともと、コンセプトがイヤホンを付けながらでも外部音も聞き取れることをコンセプトにしているので、音質を求めるのは酷でしょう。
音質を求めるなら、「WF-1000XM4」といったカナル型のイヤホンを選ぶと幸せになれます。
ちなみに、専用アプリのHeadphonesのイコライザーを使えば、好みの音質に近づけることが出来ます。
私は、バンド系の音楽が好きなので、低音域メインで振っています。なおかつ、ポッドキャストでは、声が聞き取りやすいように高音域もフォローするカスタマイズにしています。
外部音も聞き取りやすい
「LinkBuds WF-L900」は、リング型になっているので、耳をふさぐことがありません。
なので、イヤホンを装着した状態でも、外音はしっかり聞き取ることが出来ました。特に、カメラ片手に散歩しながら、人の声や車の音が聞き取れるのは嬉しいですね。
もちろん、骨伝導イヤホンでも出来るが、音質が言い訳ではないので、「LinkBuds WF-L900」との違いはそこですね。
音漏れはする
音漏れはします。
カナル型の様に、耳の中にドライバーを入れる仕様でもないし、イヤーチップで遮音性を高めることも出来ないのでこれは仕方のないこと。
イメージとしては、スピーカーを耳の側に置いてある感じですが、音量を小さくすれば音もれは最小限にすることが出来ます。
YouTubeに「LinkBuds WF-L900」と骨伝導イヤホン「Aftershokz AEROPEX AFT-EP-000011」の音質の比較と音漏れ具合の動画をアップしたので、参考にしてみてくださいね。
装着感するにはコツがいる
カナル型のイヤホンに慣れていると、「LinkBuds WF-L900」を装着するにはコツがいります。
というより、「LinkBuds WF-L900」の耳の穴の部部に入れるところにプラスチックのみで、滑り止めが、ないため、押し出されやすいです。
フィッティングサポートが滑り止めの役割もあると思うが、上手く入らないと機能しないので、耳が小さい方は使いにくいかもしれません。
私の場合は、耳の穴の中にフィットする場所を探しながらネジネジし、なおかつ、フィッティングサポートもフィットするところを探す手間があります。
操作性はバツグン
「LinkBuds WF-L900」は、タッチ操作にも対応しており、イヤホン本体をタップする他にも耳の穴の付近をタップしても感知してくれます。
チェック入れなくても、感知するが、専用アプリのHeadphonesで「ワイドエリアタップ」という項目があるので、好みでチェックしましょう。
その他にもHeadphonesを使えば、左右のイヤホンのタップ機能をカスタマイズすることが出来ます。私は、左のイヤホンには音量調整、右には再生のコントロールを割り当ています。
地味だけど、イヤホン本体で音量の調整が出来るのは便利。
基本的には、ダブルタップかトリプルタップの2つの方法で操作をすることになります。
遅延や音切れはなし
Bluetooth5.2に対応しているので、音切れや声の遅延などもありませんでした。
もちろん、ブラウザーやアプリでの動画を見ても問題なく楽しめます。
片方のイヤホンでも使える
「LinkBuds WF-L900」は、装着したままでも外音を聞くことが出きるので、片方だけで使うことは少ないが、片方だけで使えるのは意外と便利なんです。
このイヤホンに限っては、片方で使うことはないが、一応、調べたくなってしまいました。
LinkBuds WF-L900の残念なところ
装着にコツがいる上に外れやすい
装着感のところと重複するところもあるが「LinkBuds WF-L900」のドライバーの部分はプラスチック製のみでイヤーチップなどで、耳の形状に合わせることは出来ません。
なので、付属品のフィッティングサポーターを上手く使い、落下落ちないようにしないといけません。
しかし、耳に合わせた、イヤーサポートを使っても耳から押し出されてし舞います。
挙げ句の果てには、話したり口を動かす動作が入ると、押し出されてしまうこともあるので、激しい運動だと落下してしまうリスクは高いです。ウォーキングといった軽めの運動の方が良いかもしれません。
落下してしまう原因としては、私の耳の穴が狭いみたいで、上手くはめ込まないと落下してしまいまうので、サードパーティーでも良いから、滑り止めの何かが発売されると嬉しいなと期待しています。
さいごに:こんな方におすすめ
- 骨伝導イヤホンより音質の良いイヤホンが欲しい方
- 外音も聞き取れるイヤホンが欲しい方
- テレワークや軽い運動でも使いたい方
「LinkBuds WF-L900」の音質は、骨伝導イヤホンよりも音質が良くて使い勝手の良いイヤホンです。
装着するのにコツがいるので、慣れるまで面倒ではあるが、慣れたら骨伝導イヤホンよりも使う頻度は高くなるはず。
骨伝導よりも良い音質で音楽やポッドキャストなどを楽しみたい方にはおすすめです。
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