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レビュー Sigma 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art:描写力最高!日常生活が楽しくなる中望遠マクロレンズ(作例あり)

Sigma fpでもマクロ撮影がしたい!ということで、「Sigma 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art」を購入しました。105mmの焦点距離なので、中望遠レンズとしても使うことが出来るし、使い勝手の良いレンズです。
愛猫のふうちゃんは、カメラを向けられるのが嫌なのか、そっぽを向くこと多いが、猫ちゃんの警戒領域外から写真を撮ることが出来ます。
特に、外で生活している動物たちを撮影するときに、105mmという画角には助けられています。Sigmaがテーマにしている「日常さえも想像以上」をこの中望遠マクロレンズなら感じることが出来ました。
しかも、Sigma 105mm F2.8 DG DN MACRO | Artは、Sigmaレンズの中でも最上級のArtに分類されており、Artの名に恥じない、描写力と解像力を持っています。手ブレもしにくいですよ。
ただ、Artレンズは重さがネックになってしまうが、その重さを我慢してでも持ち運びたくなるレンズです。
この記事では、実際に使って良かった点と残念だった点をレビューしていきます。
- 手ブレがしにくいレンズ
- 描写力が良いレンズ
- 中望遠からマクロまで幅広く使えるレンズ
- ちょっと重いかも
Sigma 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art フォトレビュー
スペックと外観デザイン
スペック | |
---|---|
レンズ構成枚数 | 12群17枚 |
画角 | 23.3° |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
最小絞り | F22 |
最短撮影距離 | 29.5cm |
最大撮影倍率 | 1:1 |
防塵防滴 | ○ |
フィルターサイズ | φ62mm |
サイズ | φ74mm × 133.6mm(Lマウント) φ74mm × 135.6mm(Eマウント) |
重さ | 715g(Lマウント) 710g(Eマウント) |
「Sigma 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art」は、防滴防塵になっているので、ちょっとした雨の中でも撮影が出来ます。雨が滴る花や葉っぱを撮りたいなー。というときに最適です。もちろん風景の撮影のときにも。
最大撮影倍率が、1:1なので、マクロ撮影時に大きく撮影出来るのも特徴の一つです。F2.8まで開放にすることがで出来るので、ふわっとしたボケを楽しむことも出来ます。

Sigmaのレンズのデザインは、すごくかっこいいですよね。フォーカスリングや絞りリングも回しやすく、ブラックで統一されており高級感があるので、所有欲も満たしてくれます。
フォーカスリングの部分の素材は、シリコンのような感じになっているので、滑りにくいのも良い。

Sigma fpに付けるとデカく感じる
実際にSigma fpに装着してみると、105mmのレンズなので、大きく感じてしまうかもしれません。フードを付けると、Sigma fpのコンパクトさがより大きく感じさせてしまっているかも。


重さもレンズ本体だけで715gあるし、Sigma fp(370g)と合わせると、1kgちょっとだけ超えてしまうので、首からぶら下げて長距離を歩き続けるのは辛いところがあります。

首がもげてしまう!とまではいかないが、ネックストラップの太さは、ある程度太いものがおすすめです。愛用している、ネックストラップは「Peak design (ピークデザイン) スライド SL-MN-3」。
カメラには、Sigma fpにハンドグリップを付けて、レンズをしっかり支えれば、問題なく撮影も出来ているので、気にしていません。
オートフォーカスは速くマニュアル操作も快適
「Sigma 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art」には便利な、AF/MF、AFLボタン、フォーカスリミッタースイッチ、絞りリングクリックスイッチがあり、撮影シーンや好みに合わせて調整することも出来ます。
写真には写ってないが、絞りリングロックスイッチも搭載しています。
マクロレンズで気になるのが、フォーカスの速度。中望遠レンズとして使う分には、普通の単焦点レンズのオートフォーカスの速度と変わらず快適です。
接写撮影するときは、ちょっと迷ってしまうこともあるが、シャッターボタンを半押しで、フォーカスリングを回すことで、マニュアルで合わせることも出来ます。
この方法が便利で、ある程度、オートフォーカスでピントを合わせて、途中からマニュアルピントを合わせられるので、マニュアルリングをぐるぐるたくさん回す必要がありません。

絞りリングクリックスイッチをONにすることで、勝手に回らないようにすることが出来るので、良く使っているギミックです。カチカチと音もなるので、写真を撮りたい!という気分も上がります。

フィルター径は62mm
「Sigma 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art」のフィルターは62cmなので、HAKUBA 62mm レンズフィルター XC-PROを使っています。透過性も良く、傷もつきにくいからおすすめ。

Sigma 105mm F2.8 DG DN MACRO | Artの作例
写真
中望遠からマクロまでと幅広く撮影が出来る「Sigma 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art」。特に、愛猫のふうちゃんや動物を撮るときに警戒領域外ら撮影出来るのはすごく便利です。
さすが、等倍撮影のマクロレンズだけあって、かなり寄って撮れるし物撮りをするのも気持ち良く撮ることが出来ます。
この記事にアップしている写真のカラーモードは、パウダーブルーとモノクロで撮っています。
向日葵は、全体像しか見ないけど、マクロなら普段は見ないような、姿を見ることが出来ます。向日葵は細かい花の集合体なんですね。集合体恐怖症の方すみません…
実際に撮ってみると、シャッタースピードが80秒なのにブレないのも驚きでした。Sigma fpに手振れ補正が搭載されているので、動かない被写体なら、攻めた撮り方も出来ちゃいます。

何の葉っぱかは分からないが、すごく惹かれてしまったので、マクロで撮影してみました。モノクロで撮影すると葉っぱの質感やディティールもしっかりと撮れます。もう少し絞ればシャープに撮れたと思います。
カミソリマクロと言われた「SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art」に負けないぐらいの描写力を持っていますね。

葉脈もしっかりと撮ってくれます。これだけ寄って撮れるとマクロの世界が楽しくなってきます。

虫が嫌いな方すみません。
約30cmも寄れるので、蝉の姿を思う存分楽しむことが出来ます。こちらも開放で撮ってもこれだけシャープに撮れるが、もう少し絞れば良かったですね。

水滴だけでなく、、前ボケも良い感じ。
試しに、ISO感度4000まで上げてみましたが、思った以上にノイズもなく、綺麗に撮影することも出来ています。暗いところでの撮影や手ブレが怖くても、ある程度ならISO感度を上げて撮影出来るのもポイント高いです。

この写真んも開放であったが、愛猫のふうちゃんの耳の毛も一本一本しっかりと撮影してくれます。

このレンズのレンズの弱点といえば、動いている被写体はちょっと苦手だということ。一瞬のオートフォーカスは速いが、シャッタースピードを速くしてもピントを合わせ続けることが難しく、ブレてしまいます。
まぁぼくのスキル不足もあるが、この写真の独特なボケとブレ具合が良い感じで好きです。

中望遠レンズとしても使うことが出来るので、圧縮効果も良く奥行きを感じさせる写真を撮ることが出来ます。




105mmという中望遠レンズの焦点距離だから、動物の警戒領域外から撮影することが出来るので、自然な姿を撮ることが出来ました。安心してむしゃむしゃとご飯を食べています。

弱いフレアは出てしまうが、逆光にもある程度強いかなと思います。それでも木のシルエットも破綻せずにしっかりと描写してくれています。

マクロレンズだから、物撮りにも最適。水滴のディティールもしっかりと撮影してくれるし、鉄の質感も感じさせてくれます。


Sigma 105mm F2.8 DG DN MACRO | Artの残念なところ
ちょっと重い
レンズ本体の重さは、715g。Sigma fpと合わせると1kgちょっと。
105mmレンズなので、これを重いと思うかは、個人差はあるが、ぼくはちょっと重いかなーと感じてしまいまいます。
これを持って旅行にはいかないが、ちょっとしたサイクリングや散歩で、中望遠レンズやマクロの世界を楽しむといったことはすごく楽しいので、頻繁に持ち出しています。
さいごに:こんな方におすすめ
- 描写力の良いマクロレンズが欲しい方
- 中望遠レンズとしても使いっていきたい方
- 操作性の良いレンズを探している方
gma 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art」を購入してからは、撮影の幅が広がりました。ズームレンズではないので、自分の足を動かして構図などを決める必要はあるが、それも単焦点レンズの醍醐味。
この1本で中望遠からマクロ撮影まで出来るので、幅広く使うことが出来ます。ぼくは物撮りをすることも多いし、愛猫のふうちゃんや妻を撮ることも多く、雰囲気の良い写真が撮れるので重宝しています。
ちょっと重さを感じてしまうが、便利すぎて、使っているときは重さも忘れてしまうほど。
描写力の良い中望遠マクロレンズを探している方にはおすすめなので、ぜひ、手にとって試して欲しいレンズです。
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