レビュー RICOH GR III Diary Edition:カジュアルな万能スナップシューター(作例あり)

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GR IIIxGR1sを使うようになり、すっかりGRシリーズにハマってしまい、2,000台限定の「RICOH GR III Diary Edition Special Limited Kit」を購入しました。

フィルム時代のGR1sのカラーに似ていたので、一目惚れです。

40mmのGR IIIxも良いが、28mmのGR IIIは風景や被写体回りの様子もざっくり撮れるのがすごく良いです。

特に、愛車であるBROMPTONでサイクリングしながら、風景を撮りながら走るときに重宝しています。

軽くてコンパクトで、ポケットに入れることがが出来るし、描写力も良いのでお気に入りのカメラとなっています。コンパクトは正義。

この記事では、GR IIIの良かった点と残念だった点、作例を踏まえながらレビューしていきます。

良かった点
  • コンパクトで持運びやすい
  • スナップからマクロ撮影まで楽しい
  • 手軽にスナップ撮影が楽しめる
  • 物撮りも出来る
残念な点
  • バッテリー持ちは良くない
  • 暗いところでのAF(オートフォーカス)は遅い
  • 防塵防水ではない
目次

RICOH GR III Diary Edition Special Limited Kit フォトレビュー

スペック(GR IIIとGR IIIx比較)

GR ⅢGR Ⅲx
レンズ4群6枚(非球面レンズ2枚)5群7枚(非球面レンズ2枚)
焦点距離28mm(35mm換算)40mm(35mm換算)
最短撮影距離標準:約0.1m~∞
マクロモード:約0.06m~0.12m
標準:約0.2m~∞
マクロモード:約0.12m~0.24m
F値F2.8~F16F2.8~F16
有効画素数約2424万画素約2424万画素
感度ISO100~102400ISO100~102400
シャッタースピード1/4000~30秒1/4000~30秒
手振れ補正撮像素子シフト方式 (Shake Reduction)(3軸補正)撮像素子シフト方式 (Shake Reduction)(3軸補正)
クロップ35mm、50mm50mm、71mm
充電方式USB Type-CUSB Type-C
サイズ約109.4(幅) × 61.9(高) × 33.2mm(厚)約109.4(幅) × 61.9(高) × 35.2mm(厚)
重さ約257g(バッテリーなど込み)約262g(バッテリーなど込み)

GR IIIとGR IIIxのスペックを比較し、違うところだけ赤文字にしました。

特に大きく変わるところは、レンズの枚数とマクロでの最短撮影距離、クロップ撮影での画角です。

厚みがや重さも違うが、誤差内と感じています。

パッケージ内容と外観デザイン

パッケージ内容
  1. カメラ本体
  2. 交換リングキャップ
  3. バッテリー
  4. USB電源アダプター
  5. 電源プラグ
  6. USBケーブル
  7. 専用帆布ケース
  8. 本革製フィンガーストラップ

「RICOH GR III Diary Edition Special Limited Kit」は、2,000台限定モデルのため、本専用帆布ケースと本革製フィンガーストラップが付属してきます。

メタルホットシューカバーは、購入後にホームページにて、申請すると後日届くようになっています。

GR III Diary Editionは、ブラックのGR IIIよりもカジュアルなデザインになっていてすごくかっこいいです。

横の面などは、GR IIIxと変わりありません。

ボディは、メタリックウォームグレーで、ボタンはブラックになっているので、ちょっと目立つ仕様となっています。

上のボタンも同様の仕様です。

樹脂製のホットシューがカバーが付属しています。これもこれで違和感がないので良いかも。

ブラックの交換リングキャップも付属しているので、気分で変えることも出来ます。

リングキャップを変えると、より落ち着いた雰囲気になりますね。

実際に使ってみての感想

日常に溶け込むデザインが良い

「RICOH GR III Diary Edition」のカラーはメタリックウォームグレーで、昔懐かしいGR1sのカラーと似ており、落ち着いた色合いになっています。

GRらしいブラックも良いが、カジュアルで日常に溶け込んでくれる「RICOH GR III Diary Edition」はかっこいい。カメラカメラしていないのがお気に入りです。

右:GR III 左:GR1s

グリップ部分のところは、ブラックではなくダークブラウンでシックなカラーになっています。ボディの色とマッチしていて温かみのある色合いになっています。

コンパクトで持ち運びやすい

GR IIIxGR1sと使い共通として思うことは、コンパクトは正義。ということです。

ちょっとした散歩のときやカメラをカバンの中に忍ばせておきたいときに、軽くてコンパクトというのは写真欲を掻き立ててくれます。

スマホより描写の良い写真を撮りたいときに、GR Ⅲはすごく便利なカメラ。

片手操作でスムーズに撮影が出来る

GR IIIの良いところは、手に収まるコンパクトカメラなので、スマホのようにスムーズに片手で撮影が出来ます。

良いなーっと思った風景や瞬間的な撮影のときに、電源オンにしてシャッターを片手ですぐにシャッターが切れます。

お気に入りの設定を各ボタンに設定が出来るので、さらに片手操作が楽になります。

手ぶれ補正の効果もバツグン

GR IIIxと同様の3軸補正の手ぶれ補正が搭載されているので、1/20秒ぐらいでも手持ち撮影することが可能です。

もちろん、手ぶれしないように工夫はしますが、三脚なしでも撮影することが出来ます。

起動が速い

GRシリーズは起動が速いの売りで、もちろんGR IIIxも起動が速く、撮りたい!と思った瞬間を撮り逃しません。

TwitterにGR IIIとGR IIIx、GR1sの起動するショートムービーをアップしたので参考にしてみて下さいね。

地味だけど、起動の速さは写真欲にも直結するので大事な要素です。

GR IIIxよりもAFは早く感じる

GR IIIxxと同じスペックのはずだが、GR IIIのAFのスピードは、早く感じてしまいます。

広角レンズを使っている影響なのか分からないが、体感的に心なしか早く感じます。

気のせいかもしれないが、Twitterに比較動画をアップしたので、確認してみて下さいね。

28mmの単焦点レンズが良い

GR IIIは、ズームが出来ない単焦点レンズです。

ズームレンズだと、どの焦点距離で撮影しようか悩んでしまうことが多いが、28mmの画角で美しく収まる構図で撮影するようになります。

ズームレンズみたいに、焦点距離の選択肢が多いと迷ってしまい、逆に撮影するときのノイズになりやすいのです。

なので、単焦点レンズというのは、撮影に集中できるレンズなので、個人的にピッタリのレンズ。もちろん、遠くのものは撮れないので諦めが肝心です。

そういった意味で、GR IIIは日常を撮影するのに、最適なカメラです。

ケースとストラップもかっこいい

限定モデル専用のアクセサリーとして、ケースと本革製のフィンガースストラップが付属しています。

少し黄色がかった生成り色のカバーがGR IIIのボディとマッチしていて統一感を感じさせてくれます。肌触り良いし、縫製の精度良いのでほつれなどもありません。

中も柔らかい生地を使っているのでボディやディスプレイに傷がつくこともなく、蓋の部分はマグネットが内蔵されており、取り出しやすいように工夫されています。

本革製フィンガーストラップの質感も良く気持ちよく使うことが出来ています。

何も付けないで使うのも良いけど、落下防止のために指のかけていると安心して撮影が出来ています。

RICOH GR III Diary Editionの作例

ここでアップしている写真は、JPEGで編集なしの写真です。

28mmという画角は、被写体の回りも様子も切り撮ってくれるし、マクロモードでは、6cmまで寄れるので、撮影の幅はかなり広くて楽しいです。

GRのモノクロの色合いが好きすぎて、モノクロ写真多めになっています。

カラー

ネガフィルム調
ネガフィルム調
ネガフィルム調
ネガフィルム調
ネガフィルム調
ネガフィルム調
ネガフィルム調
ネガフィルム調
ネガフィルム調
ネガフィルム調
ネガフィルム調
レビュー RICOH GR III Diary Edition 作例
ネガフィルム調

モノクロ

ハードモノトーン
ハードモノトーン
ソフトモノトーン
ハードモノトーン
ソフトモノトーン
ハードモノトーン
ハードモノトーン
ソフトモノトーン
ハードモノトーン
ソフトモノトーン
ソフトモノトーン

もっと作例を見たい方は、GR III 作例にアップしているので、テキストと一緒に楽しんで頂けたら嬉しいです。

クロップ(35・50mm)

GR IIIは、28mmの画角の他にも35mm、50mmのクロップ撮影が出来ます。

もう少し寄って撮影したいな、画角的に整理して撮影するときに便利な機能なので、撮影シーンによって使い分けしています。

クロップ撮影すると画素数は落ちてしまうので注意が必要だが、スマホやタブレット、パソコンで見る分には問題ないし、約1,000万画像数あればA4サイズのプリント用紙にもプリントすることが出来ます。

以下に、クロップした写真と画像数を記載したので参考にしてみて下さいね。

タップすると大きな画像で確認することが出来ます。

28mmで撮影

サイズは、6000 x 4000で約2,400万画素数になります。

28mm
35mmクロップ

サイズは、4800 x 3200で約1,536万画素数になります。

35mm
50mmクロップ

サイズは、3360 x 2240で約753万が素数になります。

50mm

マクロ・クロップマクロ

GR IIIは、28mmの状態でもかなりよることが出来るが、マクロモードになると、さらに約6cmまで寄ることが出来ます。

GR IIIxよりも寄った撮影が出来るので、スナップや風景撮影、物撮り、マクロ撮影まで幅広く撮れる万能カメラです。

35mm、50mmとクロップしながらでもマクロモードが使えるので、ダイナミックな写真を撮ることが出来るが、クロップ撮影すると、画質が劣化するので注意して下さいね。

以下の写真は、最短撮影距離で、クロップした写真と画像数も記載したので参考にしてみて下さい。

タップすると大きな画像で確認することが出来ます。

28mmで撮影

サイズは、6000 x 4000で約2,400万画素数になります。

35mmクロップ

サイズは、4800 x 3200で約1,536万画素数になります。

35mmクロップ
50mmクロップ

サイズは、3360 x 2240で約753万が素数になります。

50mmクロップ

RICOH GR III Diary Editionの残念な点

バッテリー持ちは良くない

GR IIIxでも感じたことだが、GR IIIのバッテリーの持ちは良くありません。

公式ホームページでは、撮影可能枚数は200枚とされているが、1日メインカメラとして使うにはバッテリー1つでは不安です。

なので、私はスナップ写真をバッテリー切れ不安なく楽しみたいので、予備バッテリーを購入して楽しんでいます。

1日数枚しか撮らない方やサブカメラとして使う分には、予備バッテリーは必要ないかもしれません。

暗いところでのAF(オートフォーカス)は遅い

GR IIIのAFは、明るいところでもお世辞にも早い!といは言えません。暗いところだと、なお、遅く感じてしまいます。

なので、夜や暗いところでの撮影は、ゆっくりGR IIIのペースに合わせて撮るように心がけています。

AFは遅いんだ、という心構えがあるとストレスも少なくなります。

防塵防水ではない

防塵対応でないため、GRシリーズは、センサーにホコリなどが付きやすいです。電源をオンオフにするので、レンズが伸縮する度に付着したホコリを巻き込む可能性があります。

GR IIIxを使っていて、何度かセンサーにホコリが付着してしまい「ピックアップリペアサービス」に修理として出しています。

センサーのホコリ問題を解決してくれたら、さらにGRは良いカメラになると思うので、改善して欲しいところ。

大雨の中で撮影することは少ないとは思うが、防水だと安心して撮影することが出来たな、と感じてしまいます。

さいごに:こんな方におすすめ

こんな方におすすめ
  • 持運びやすいコンパクトカメラを探している方
  • スナップからマクロまで楽しみたい方
  • スマホより描写力の良いカメラを探している方

GR IIIは、スナップからマクロ撮影ま幅広く撮影ができる万能カメラなので、一台でまとめたい方にはおすすめです。

軽くてコンパクトカメラなので、ポケットやカバンに忍ばせておけるので、いざ、カメラが必要なときに助けてくれます。

GR IIIとGR IIIxの2台持ちになるぐらい、お気に入りのカメラです。

それでは、良い写真ライフを!

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レビュー RICOH GR III Diary Edition 作例

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