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レビュー ULTRON Vintage Line 35mm F2 Aspherical:描写力バツグン!クラシカルなデザインが素敵なレンズ
メインで使っていたSummaron 35mm F3.5だと暗い時間帯などでは頼りなかったので、明るくてコンパクトなレンズである「ULTRON Vintage Line 35mm F2 Aspherical TypeⅠ」を購入しました。
ULTRON Vintage Line 35mm F2 Aspherical TypeⅠとTtpeⅡと2種類あるが、TypeⅠがよりクラシカルなデザインでLeica MP 0.72との相性もすごく良いです。
開放から絞りまで描写力もしっかりとしていて、開放では周辺減光もあったりと、ドラマティックな描写も楽しめるレンズとなっています。
しかも、コンパクトで軽くて持ち運びやすいので、良いことずくめのレンズなのである。
この記事では、実際に使って良かった点と残念だった点、作例を踏まえながらレビューしていきます。
- 周辺減光が心地よい
- コンパクトで軽くて持ち運びやすい
- クラシカルなデザインがかっこいい
- フォーカシングノブが外れる可能性あり
- フードは別売り
ULTRON Vintage Line 35mm F2 Aspherical TypeⅠ フォトレビュー
スペックと外観デザイン
スペック | |
---|---|
レンズ構成 | 5群8枚 |
マウント | VMマウント |
F値 | 2〜16 |
最短撮影距離 | 0.58m |
フィルター径 | 39mm |
レンズフード | LH-4N(別売) LH-12(別売) |
作成年 | 2019年 |
カラー | シルバー、ブラックペイント共に外装真鍮製 |
サイズ | φ52×28.1mm |
重量 | 170g(TypeI) 210g(TypeII) |
「ULTRON Vintage Line 35mm F2 Aspherical TypeⅠ」の最大の特徴は、クラシカルなデザインの他にも170gと軽いレンズです。
非球面レンズを1枚使っていることもあり、収差を補正して現代的なレンズになっているのも特徴の一つです。
あと、最短撮影距離が0.58mなので、寄って撮影することも出来ます。
外観デザインは、シンプルなんだけど、男心をくすぐるデザインですごくかっこいい。
ブラックとシルバーの組み合わせにグッときてしまい、「NOKTON Vintage Line 35mm F1.5 Aspherical」とどちらを買おうか悩んでいたが、デザイン勝ちで「ULTRON Vintage Line 35mm F2 Aspherical TypeⅠ」を選んでしまったほどです。
何より現代レンズにはあまり見られない、Lマウント時代を思い出させてくれる、フォーカシングノブに惹かれてしまいました。
ノグがあるだけでなく、ローレット加工されているのも拘りを感じます。
F値を調整する突起物もギザギザもあります。
前玉、後玉は大きく飛び出していません。
実際に使ってみての感想
クラシカルなデザインがかっこいい
手持ちのLeica MP 0.72とLEICA M Monochrom Typ246で装着してみました。
どちらに装着してもすごく似合っているのですが、ブラックペイントのLeica MP 0.72とすごくマッチしていて気に入ってます。
「ULTRON Vintage Line 35mm F2 Aspherical TypeⅠ」の外装は、真鍮製の加工もされているのも相性が良い理由なのかもしれません。
コンパクトなレンズだけあって、横から見ても大きくは出っ張っておりません。
上から見るとこんな感じです。フードがない状態なのでそこまで主張していないので良い感じです。
うん。どちらも似合っていてすごく良いです。
フォーカシングノブが使いやすい
ノグには、滑り止め用のローレット加工もされており指の引っかかりも良いので、操作性はバツグンです。とっさのスナップ写真にもレスポンスが良いので、ストレスなく撮影を楽しむことが出来ています。
Lマウントみたいなノグでかっこいいし、常用レンズとして使っていきたくなるレンズです。
コンパクトで軽い
レンズ本体(リアキャップ込み)の軽さも181gで、カメラ本体と合せても1kgもいかないし、コンパクトに収まるので持運びやすいです。
やっぱりLeicaは、コンパクトに持ち運んで撮影したいカメラなので、レンズもコンパクトで軽いのはありがたいです。
レンズフィルターは39mm
「ULTRON Vintage Line 35mm F2 Aspherical TypeⅠ」のフィルターは39mmと小さいので、フィルターも安く手に入れることができます。
「Kenko PRO1D プロテクター(W) 39mm」を愛用しています。
モノクロフィルムで撮るときは、Y2フィルターを使いコントラストを高めつつ、シャッタースピードを稼いでいます。
一段露出を落とせるので、F4〜8値で撮りたいときに便利なフィルターです。
ULTRON Vintage Line 35mm F2 Asphericalの作例
この記事では、デジタルとフィルムで撮影した写真を紹介していきます。どちらもシャープすぎず、良い塩梅の描写の写真が撮ることが出来ます。0.58mまで寄れるのも便利。
F2の開放では周辺減光がありますが、それも良い味付けになり、個人的には好感度は高いです。
特に、フィルムとの相性は良く、撮影するのがすごく楽しいレンズです。
デジタル
- LEICA M Monochrom Typ246
- 絞り優先
- ISO:400
- シャッタースピード:オート
フィルム
- Leica MP 0.72
- フィルム:ILFORD HP5 PLUS
- フィルター:Y2フィルター
ULTRON Vintage Line 35mm F2 Asphericalの残念な点
フォーカシングノブが外れる可能性あり
フォーカシングノブはネジ式なので、外れてしまう可能性があります。
しっかり差し込まれており滅多なことでは外れることはないが、ネジ式だということを覚えておく必要があります。滅多に外れないんだけどね。
フードは別売り
残念ながらフードは、別売りなのです。
LH-4NとLH-12の2種類あるのでどちを選ぶか悩ましいです。
クラシカルなデザインのLH-12も捨てがたいですが、フードがない方がコンパクトで持ち運びやすいから悩ましいところです。
さいごに:こんな方におすすめ
- ドラマティックで描写力の良いレンズが欲しい方
- コンパクトで軽いレンズが欲しい方
- クラシカルなデザインのレンズが欲しい方
「ULTRON Vintage Line 35mm F2 Aspherical TypeⅠ」は、開放ではドラマティックに絞ればシャープに撮影が出来る楽しいレンズです。
クラシカルなデザインでコンパクトなレンズが欲しい方におすすめできるレンズです。
私は、常用出来るレンズが見つかったかもしれません。
それでは、良い写真ライフを!
TypeⅠ
TypeⅡ
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